■マーサリゾートゴルフクラブ 電話番号変更して今期の営業再開 |
平成21年3月に電話が不通となっていたマーサリゾートゴルフクラブ(福島・旧パインマーシュゴルフ倶楽部&ホテル)が、4月9日より電話番号を変更して営業を再開した。
同クラブは、電話もFAXを通じない状態となっていたが、その原因は平成20年11月末まで運営を請け負っていた会社が電話代を未納していたため。そのため運営体制を見直して、新回線を確保した。
同クラブの前身は破産したパインマーシュGC&Rで、債権をまとめた株式会社ジェイ・ユー・エフ・カインズ(JUF)が、平成19年6月に閉鎖されていた同ゴルフ場を現在の名称でリニューアルオープンさせた。その後JUFは撤退し、現在は株式会社マーサキャピタルが施設保有会社となり、運営はリニューアルオープン時に運営を行っていた株式会社マーサリゾートゴルフが行っているが、運営については新体制を整えている最中だと説明している。
また韓国で募集(日本円で約18万円)した会員が約700名在籍しているが、この会員の処遇についても検討中とのこと。
現在集客営業は韓国内で行っているとしており、今のところ来場者は少ないが、5月にはツアー客の予約などが入っており、増加する見込みとしている。ちなみに、平成20年度の同クラブ利用者は、約8割が韓国からの来場者だった。
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パインマーシュゴルフ倶楽部&ホテル(福島)は、施設保有会社と会員権発行会社が、債権者の申立で破産手続開始決定を受けていたが、この破産手続きは抵当権者が同施設を押さえていたため、平成19年3月28日に取り下げとなっていた。 この抵当権を取りまとめたのが、貸衣装などのブライダル事業や資産運用を行っている株式会社ジェイ・ユー・エフ・カインズ。同施設の所有権登記を行い、平成19年3月28日までには抵当権も全て抹消している。
今後同社は、『マーサリゾートゴルフクラブ』とゴルフ場名を変更し、早ければ6月に営業を再開する予定。運営会社は新たに設立された株式会社マーサリゾートゴルフクラブ。
営業再開に向けてグリーンの張替えやコース整備、ホテルの修繕を行っている。
パインマーシュゴルフ倶楽部に在籍していた会員は、協賛金の拠出などで、何らかの形でプレー権を認める方針で、預託金なしの会員権を販売する予定もある。
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■パインマーシュゴルフ倶楽部&ホテル 破産手続続行 |
パインマーシュゴルフ倶楽部&ホテル(福島)の経営会社である株式会社パインマーシュと預託金会員権を発行する株式会社テシコは、平成18年7月31日に債権者より東京地裁へ第三者破産を申し立てられ、10月6日に破産手続開始決定を受けた。 これに対抗して両社は10月11日に民事再生法の適用を申請していたが、東京地裁は12月7日に棄却決定を下した。 今後は、破産管財人の下でゴルフ場やホテルの売却がなされる予定。
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■パインマーシュゴルフ倶楽部&ホテル 破産手続開始決定 |
パインマーシュゴルフ倶楽部&ホテル(福島)の経営会社である株式会社パインマーシュと預託金会員権を発行する株式会社テシコは、平成18年7月31日に債権者より東京地裁へ第三者破産を申し立てられ、10月6日に破産手続開始決定を受けた。 これに対抗して両社は10月11日に民事再生法の適用を申請した。 破産手続開始決定の後に民事再生法申請という前例のない事態だが、裁判所は再生法による再建の可否などを判断した上で、再生手続を開始するか否かを決める。
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白鳥カントリークラブ(福島)は、平成17年9月から閉鎖中だったが、この度下記の通り名称変更し仮オープンする。 @新名称 ワークジャパンゴルフ倶楽部国見コース A仮オープン 平成18年7月13日 ※7月8日、9日に旧会員を対象にしたコース見学会や説明会を行い、13 日から26日までをテストオープン期間、29日に本オープンする予定。 ※会員に対する処遇は未定。※H19/1現在・会員継承せず B新経営会社 株式会社ワークジャパン ※不動産会社の和澄産業株式会社グループで、人材派遣や業務請負会 社。 ※和澄産業が平成17年6月に競売落札した。 ※プレーは5人乗りカートで、本オープン後は希望があればキャディ付にも対 応したい考えで、プレー料金についてはテストオープン期間にアンケートを 行い、周辺相場も参考にして決める予定。 ※同クラブは、競売で落札者が決定後も旧経営者が引渡しを拒否した為に、 昨年9月に閉鎖した後半年間はコース管理が出来なかった。今年5月に管 理を再開 し、芝の張替えなどでプレーできる常態になった。 ※福島では今年に入ってから、4月に田人CCが再オープン、7月中旬にはイ アン福島GC小野町C(旧パインマーシュGC&H)もオープンを目指している。
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■旧パインマーシュゴルフ倶楽部&ホテル 執行官保管に |
パインマーシュゴルフ倶楽部&ホテル(福島)は、今年に入ってイアンゴルフグループの株式会社コアが営業委託を受け「イアン福島ゴルフ倶楽部小野町コース」と名称変更し、平成18年7月中旬にオープンする見込みとなっていたが、ゴルフ場を所有する立場として株式会社パインマーシュなど2社が、経営を委託したことは無いなどと主張、同倶楽部の用地とホテルの抵当権を持つ大証2部上場の株式会社ヤマシナが競売の申立てを行い、売却の為の保全処分を受け、福島地裁郡山支部の執行官保管となった。裁判所に無断で物件に立ち入ったり、占有すると罰せられる。 イアン側は、5月にパインマーシュの当時の社長と業務委託契約を結んだ。ヤマシナとは交渉を続けている。異議を申し立ててゴルフ場の運営を目指すとしている。 ヤマシナから金融支援を受けて同倶楽部の経営を目指している会員制の医療倶楽部は、正規の競売手続で所有権を取得すればよいとイアン側を牽制している。 このように近年はゴルフ場売買にからみ、債権が複雑化して裁判になったり、占有者と競落者との引渡しなどでトラブルになるケースが増えてきている。
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パインマーシュゴルフ倶楽部&ホテル(福島)は、平成16年冬季クローズ以降営業を停止していたが、「イアン福島ゴルフ倶楽部小野町コース」と名称変更し、平成18年7月中旬にオープンする見込みとなった。 同倶楽部は、経営会社である株式会社パインマーシュと、同社の債権を取得した会員制の医療クラブとの調整が長引き、コースをクローズしていたが、今年に入ってイアンゴルフグループの株式会社コアがパインマーシュから営業委託を受け、営業を再開することになった。付帯のホテルも同時に営業を再開する方針。 旧会員については、今後年会費納付を条件に従前の条件でプレーを承認する予定。 イアングループは、今年になって、北海道のコリーナ・デ・ルナ・GCやショートコースのコバワールド、カバト国際CCを相次いで買収。韓国のイアングループが日本にゴルファーを送るなど韓国とのパイプが強く、ソウルからの直行便がある福島県下のゴルフ場に注目していた。福島県下では大誠白河ゴルフ倶楽部も4月より運営を担当しているという。 国内では他に、栃木県や鹿児島県などで経営参画や提携で韓国人ゴルファーを誘致しており、経営参画コースは国内9ヶ所目になる。
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